大泉緑地定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)上半期分
6月14日
大泉池上空をコアジサシが舞う。行く先々でシジュウカラ、コゲラ、などの巣立ち雛たちが枝先に飛びついたり、移動する様子を観察。昼食後、親カルガモの後ろに11羽のヒナ達がくっついて出現。可愛い姿に歓声があがる。モズ、カワセミの幼鳥の姿も見ることができました。
5月10日
大泉池のカモ達はいなくなり、上空では30羽程のコアジサシが舞い、ダイビングをして餌を採る様子も見られた。葉っぱが繁り、姿が見にくくなってきている中、コサメビタキ、エゾビタキ、マミジロ♀、ムギマキ♂、サンコウチョウ(声)、と大いに賑わった探鳥会でした。アオサギの巣の中のヒナ達も順調に育っているようでした。
4月12日
池のカモがかなり少なくなっていた。スタートしてすぐにアオバトのペアが樹上にいるのに気づき、一同沸き立ち、じっくりと観察。シロハラ、ツグミはまだ数多く見られました。シジュウカラ、エナガは営巣中。コゲラはくちばし周辺を木くずだらけにして、巣作り中でした。昼食後、頭泉池の葦原でタシギを観察しました。
3月8日
予報が外れて探鳥会日和となった。ペア形成のできたカワセミ、キジバト。かと思えば争奪戦真っ只中のヒヨドリやヤマガラなど、林の中が騒がしい。集団アトリによる木の葉返しの採餌風景は見ごたえあり。今月も先月と同じ場所でムクドリの群れに混じっているハチジョウツグミが観察できた。昼食後、頭泉池の柵越しに草ヤブの中から出たり隠れたりするクイナを観察することができた。
2月8日
暖かい日差しの中での探鳥会。集団でアトリやカワラヒワがアキニレの実を採餌する様子やカモ達、カワセミのペア形成の様子、ハチジョウツグミ、ルリビタキの若♂の観察など、盛りだくさんの探鳥会でした。
1月11日
寒さ厳しいにもかかわらず、たくさんの参加。出発直後からアトリ、シロハラ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ウグイスと次々出現。全員がじっくりと観察できました。最後は双子山から降りてきて、ミコアイサの♀を探しました。少数の方がみることができました。