万博公園定例探鳥会の報告:平成24年度上半期

平成24年9月8日(土)

天候 曇り一時雨

33名

観察種数:29種

このページの写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:平さん):写真の説明:左から

  • 太陽の塔をバックに飛ぶムクドリの群、そして芝生上のハクセキレイを見る参加者
  • コサメビタキを見る一コマ
  • 冬鳥が少なかった象徴。クロガネモチは今年の実が生り始めているのに、まだ昨年の実が沢山残っている木があります。
    • 日焼けし脱色されていますが生きており、果肉も冬と同じように柔らかく、食べたときのほろ苦さに変わりはありません。
    • 通常、液果は落果するか、乾燥し種子サイズになる実が殆どですが、1年近くみずみずしさを保つ秘訣は何処にあるのでしょうか。
    • 昨年の実が生き続けているか来月が楽しみです。
  • 降水確率が60%だった割には天気がよく持ってくれた。
  • 今日の主役は渡りの鳥、中でもコサメビタキの数が多く、1箇所に複数いるところもあり、また同時にエゾビタキもいたので両種の違いをじっくりと見比べることができた。
  • みずすましの池では、カワセミがいつもの木に長い間止まってくれ、美しい姿を堪能することができた。
  • 参加リーダー:平、卜部、有賀、廣瀬、田中、山口、足立(報告)

平成24年8月11日(土)

天候 曇り

27名

観察種数:21種

このページの写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:平さん):写真の説明:左から

  • スタート挨拶時(万博のシンボルですので、太陽の塔を入れることにしたいと思っています)
  • タカに襲われたと思われる鳥の羽が集める人たち
  • 今冬、冬鳥が少なかった象徴クロガネモチの実。左側青い実は今年の実、右側赤い実は昨年の実です。昨年の実が鳥に食べられず残ると日焼けして脱色し、もうすぐ腐ると思います。尚毎年の観察で、万博日本庭園入口にあるクロガネモチの実が、「鳥に食べられて無くなる月」と「鳥が多い少ない」の関係は以下の通りです。
    • 1月の探鳥会で実が残っていない・・・・・冬鳥が非常に多い◎の年(こんな年は万博公園にいても餌不足になるため、11月〜12月多かったのに、1〜2月の鳥が少なくなることがあります)
    • 2月の探鳥会で実が残っていない・・・・・冬鳥がまずまず○の年
    • 3月の探鳥会で実が残っていない・・・・・冬鳥がまあまあ△の年
    • 4月になっても実が残っている年・・・・・冬鳥が全く×の年(今年もそうですが、実が8月頃まで残り、そのうちに朽ちてしまいます)
  • 足立さんからの報告に「カラスの蟻浴」が書いてありました。今月8月の写真ではなく、先月7月の万博探鳥会写真ですが、ハシブトガラスがアリの巣の上に座っています。(私のバカチョンでは蟻は写りませんが、望遠鏡で見るとカラスの周りに蟻が沢山います)
  • 観察できる種類が最も少なくなるこの時期、野鳥たちの様々な行動や、今年生まれの幼鳥などに注目して観察を楽しんだ。
  • ハシボソガラスが色づき始めたエノキの実を食べる様子や、ハシブトガラスがアリの巣の近くで羽を広げて座って蟻浴する様子も観察できた。
  • また、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シジュウカラの幼鳥を観察したほか、早くもカラ類、メジロ、コゲラなどの混群も観察できた。
  • 暑さが厳しく、雷鳴がしてきたので、早めに探鳥会を切り上げた。
  • 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、田中、山口、橋本、足立

平成24年7月14日(土)

天候 曇り

28名

観察種数:22種

  • 毎年7月は年1回のゴミ拾い探鳥会で、火ばさみを持参した方も多く、皆さん鳥も見ずに一生懸命にゴミを拾ってくださっていた。
  • 万博では観察機会の少ないゴイサギの若鳥(星ゴイ)を観察したほか、エナガ、シジュウカラ、カワラヒワの幼鳥も観察できた。
  • また、ずいぶん大きくなったカルガモの幼鳥の後を、親鳥が心配そうについて歩くほほえましい様子なども観察できた。
  • 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、山口、橋本、足立

平成24年6月9日(土)

天候 曇り

33名

観察種数:21種

  • 観察できる種類が少なくなるこの時期、楽しみは幼鳥たちとの出会い。
  • 今日はツバメ、コゲラ、エナガ、シジュウカラなどの幼鳥を各所で観察できた。
  • コゲラの幼鳥が親から給餌を受ける様子を観察できたほか、ツバメの幼鳥4羽が枝に止まり、親鳥から代わる代わる何度も給餌を受ける、ほほえましい光景も観察できた。
  • 思いがけずキビタキが囀り、やっと見つけた姿は枝の陰からの後ろ姿のみ。
  • また、ハス池では久しぶりにカルガモの雛を見ることができたほか、カイツブリも営巣中で来月が楽しみだ。
  • 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、山口、田中、橋本、足立

平成24年5月12日(土)

天候 晴れ

64名

観察種数:24種

  • 春の渡りの鳥や、公園内で繁殖した幼鳥などを期待しながら歩いた。
  • 主な夏鳥はセンダイムシクイ、コサメビタキ、キビタキで、大阪城公園などに比べると少ないが、苦労して見つけたキビタキやエナガ、シジュウカラの可愛らしい幼鳥に歓声が上がっていた。
  • 参加リーダー:平、有賀、稲波、廣瀬、卜部、山口、田中、橋本、足立

平成24年4月14日(土)

天候 雨のち晴れ

42名

観察種数:38種

110414花見日和の万博公園RIMG10629.jpg120414ケリの観察ARIMG10485.jpg 120414ニューナイスズメ観察ARIMG10509.jpg120414オオルリ RS P1100582 (2).jpg このページの写真はクリックすると拡大して見ることができます。
  • 午前中は雨、午後は快晴の花見日和となりました。
  • スタート地点の太陽の塔前にケリがいたこと、下の広場にニュウナイスズメの40〜50 羽の群がいたことで、太陽の塔を入れた写真を撮りました。
  • 探鳥会風景写真に組み込んだケリ、ニュウナイスズメの写真、そしてオオルリの写真 は佐藤進さんに撮っていただいた、デジスコ写真です。
  • この他、センダイムシクイのさえずり、アカハラ、そして、鳥合わせをしていた時にコサメビタキ3羽が出るなど、万博としては花も鳥も爛漫の春でした。
  • 参加リーダー:平、有賀、稲波、中村、卜部、山口、田中、橋本、足立
  • 報告

  • 朝まで雨が残ったせいか、参加者がやや少なかった。
  • 太陽の塔の前の芝生に珍しくケリが降り、全員でじっくりと観察できた。
  • 例年この時期ニュウナイスズメが観察できるが、今年は50羽以上が地上で採餌しており、初めて見た方は大喜びだった。
  • 天候が回復した午後には、オオルリのオス、センダイムシクイの囀り、終了間際にコサメビタキなど、この時期にしては夏鳥を多く観察できた。
  • また、アオジやツグミ類(種不明)の囀りも楽しむことができた。