平日探鳥会の報告:平成24年(2012)度下半期
有馬富士公園
- とても風が強かった。駅周辺の畑ではヒバリの声が響き、ツバメが飛んでいた。
- 武庫川では比較的鳥は少なかったが、ベニマシコの♀♂数羽を食餌の様子などじっくりと観察することができた。
- 福島大池はたくさんのカモがいた。私たちが池のそばに行くと、餌がもらえると思いカモもみんな近づいてきたので間近でカモの綺麗な羽を見て楽しむことができた。
- 残念ながら今回はミヤマホオジロには遇えなかった。
- 参加リーダー:
近江八幡・西の湖 チュウヒ・ミヤマガラス
- 近江八幡は寒く雪が降りそうな空模様。
- 畑の中にケリ・アオジ・ホオジロ・ツグミを見ながら歩く。
- 蛇砂川でヨシガモ・オオバン。葦にオオジュリンを確認。
- 葦笛ロードを歩きキジ♀・ベニマシコ・アトリを確認。
- 昼食場所でカシラダカ・チュウヒ・ハイイロチュウヒを皆で確認。
- ミコアイサ♂を見てウグイスの初鳴きを聞いた。
- 上空ではヒバリがさえずり、春は近いと感じる楽しい1日だった。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子(報告)、川嶋英江、八部保子
神戸市立森林植物園
- 植物園に入ると展示館の前に「オオマシコ観察ポイント」の掲示。案内に従い、萩の小道で約10羽のオオマシコをじっくり観察できた。
- 正面入り口にもどり、いつもの北日本区からのコースをたどる。
- ウソ、キクイタダキ、ルリビタキ、と次々「見たい鳥」に出会っていった。
- 半分近く氷の張った長谷池では、カワセミがさかんに魚を取っているのを寒さを忘れて見入った。
- 最後にマヒワの群れが現われ、見ごたえのある締めくくりとなった。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子、佐賀まゆみ、藤村はるえ(報告)、八部保子
平城宮跡・水上池・奈良公園
- 工事の為資料館近くのいつものポイントにいるアリスイは確認できなかった。
- 平城宮跡ではヒバリ、オオジュリン、カシラダカなどを確認し水上池へ、オオハクチョウ、オシドリ、ミコアイサを確認。
- その後奈良公園に移動しビンズイなど見ることが出来ました。
- 思いのほか暖かく本年度最後の探鳥会を無事終了する事が出来ました。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子、藤村はるえ、川相美和子、川嶋英江、八部保子、佐賀まゆみ(報告)
山の辺の道 ニュウナイスズメ・オオタカ
- 暖かい一日だった。崇神天皇陵にはマガモ、キンクロハジロ、冬羽根のカイツブリを確認。
- そこから少し進んだ小さな池の木の奥にオシドリを確認。
- 途中上空を、オオタカ、ツミ、ハイタカ、ノスリそしてクマタカを確認。
- 昼食場所の桧原神社では松の木にヤマガラ、ヒガラを確認。
- 残念ながらカシラダカやニュウナイスズメには出会えなかったが、皆のザックの中にはお土産の柿やみかんたくさん入っていた。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子(報告)、川嶋英江、八部保子
神戸菊水山・ムギマキ
- 前日の雨は上がり当日は晴れ。菊水山の登り口ではタカ類が出現し、今年は期待できそうな気配。
- 山に入るとキビタキ、ムギマキが早々と観察できた。カラスザンショウの実のあるいつもの場所ではムギマキのオスの成鳥が見られた。
- 山頂に到着すると松の木の中でキクイタダキが出迎えてくれた。その距離は1、2メートル先。参加者全員が興奮しながら観察をした。
- 食事中も鳥合わせが終わった後も木の中で飛び交い私たちを楽しませてくれた。
- 昨年に比べると今年の探鳥会は満足度100%で、足取り軽く下山した。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子(報告)、小山朋子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子、八部保子
- 菊水山について:標高約459m、昭和10年10月(1935年)大楠公600年祭を記念して山腹に菊水の松を植えたことから
菊水山となった。
- 昨年、初めて参加した。ムギマキを"チラ"と見たくらいの記憶しかない。
- 今年は冬どりの到着は良さそうなので再度参加した。
- 今回は期待どうりで、なかなか楽しめた。ムギマキもよく出た。
- ハイライトはキクイタダキだ。菊水山頂上の松の小木に4羽のキクイタダキが入り動き回る。
- 参加者は大喜び、エキサイトして手持ちのカメラや携帯で撮影。 手を伸ばせば冠羽の”菊"に触れそうだった。
- 報告:橋本(もっと詳しく:支部長ブログ)