平日探鳥会の報告:平成24年(2012)度上半期
猪子山・タカ渡り
- 9時過ぎに能登川駅に到着すると既にタカが飛んでいて、ヤッターといった思いでした。
- 猪子山は菊水山よりは低く、頂上の手前に約300段(?)の階段があるのが難所です。
- 逸る心を抑えながら階段を登りきると、10時半頃までに既に700羽以上が飛んだが遠かったとか。
- 我々の到着を待っていたかのように数十羽のタカ柱が壮観でした。
- 当日のタカ渡りの記録は1,232羽で、今年2度目の1,000羽以上となりました。(松岡三紀夫)
- もっと詳しく:支部長ブログ
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子、川嶋英江、八部保子
平城宮跡・ツバメのねぐら
- 雨雲が所々にあったが、なんとか天気はもってくれた。
- 日の明るい時間帯はオオヨシキリの声が目立った。日が沈んだ19:00前にヨシの上に各地から徐々にツバメが集まりだし、声も賑やかになった。
- 19:10頃がピークで、数えきれないほどのツバメの大群が私たちの頭上を旋回した後、速度を変えずに素早くねぐらに飛び込む様子が何度も見られた。
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子、川嶋英江、八部保子
京都御苑
- 近衛池西の巣は前日夕方のゲリラ豪雨後の17:32に巣立った1番子を観ることができた。
- 途中、カラスの接近に親鳥2羽が素早く反撃し退散させた。
- バードバス西の巣立ちは未だで、巣箱近くでペアが見守っていた。
- 毎年順調に子育てしていた宗像神社のペアは珍しく途中で営巣放棄し、当初はヘビが原因と聞いたが、地元の熱心な観察者の後日談によると真夜中にフラッシュを焚くカメラマンの横行があったとも聞いた。(報告者:小山朋子)
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子、川嶋英江
鵯越・烏原
- ホトトギス、センダイムシクイ、ウグイスの声はよく聞こえたが、お目当てのサンコウチョウは声すらも聞かれなかった。
- 子育ての時期とあって、カワセミ、ヤマガラなどの幼鳥が見られた。
- なかでも浮き巣の上で親鳥から餌をもらっているカイツブリの雛の愛らしい様子は、皆で観察することができた。 (報告者:藤村はるえ)
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、佐賀まゆみ、藤村はるえ、川相美和子、川嶋英江
海老江
- 晴天の探鳥会、淀川に駅から移動し早速ハマシギ、キアシシギと結構近くでの観察スタートで始まりました。
- その後場所を少し移動して何とかオグロシギ、オオソリハシシギ、ダイゼン等1羽づつ確認、メダイチドリ、トウネンは数羽のみの確認となり猛禽は出現しませんでしたが近距離での観察に参加者は大満足でした。 (報告者 佐賀まゆみ)
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、藤村はるえ、川相 美和子、川嶋英江、佐賀まゆみ
奈良公園
- 朝から降ったり止んだりで迷いつつ集合した11名で決行。
- 桜が見頃の公園はスズメやメジロが目立ち、シジュウカラ団地状態。
- すぐに傘必須となるが、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ヤマガラ、カワセミなどに沸き立つ。
- 雨脚と相談し鷺池の浮見堂の下で早い昼食と鳥合わせをして正午前に一次散会。
- 珍種は出なかったが雨の2時間で27種は御の字。
- 有志でレンジャクを探すも見当たらず、代わりに美声のイカルに出逢えた。(報告者:小山朋子)
- 参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子、川嶋英江