日本野鳥の会大阪支部の「保護活動」

日本野鳥の会大阪支部では、会の目的のひとつである「野鳥保護思想の普及」のため、各種の取り組みを実施しています。

コアジサシの子育てを見守ろう

大阪湾の夢洲埋め立て地で子育てに挑戦しているコアジサシを見守ります。

 

カムバックチュウヒプロジェクト

堺第7-3区プロジェクトチームは、チュウヒを頂点にした、草地湿地の生態系を維持創出させることを目的に保全活動を実施していきます。

1、堺7-3区のチュウヒの繁殖状況の経緯

2005年
堺第7-3区の埋め立地で同年6月チュウヒの調査を開始し、5羽のチュウヒを目撃した内、2~3つがいの繁殖の可能性が推察された。
2006年
7-3区で、チュウヒ 2つがいが営巣し、1巣から1羽の巣立ちを確認。
2007年
7-3区でチュウヒ2羽の巣立ちを確認。
2009年
7-3区でチュウヒ1羽の巣立ちを確認。
2010年
以降7-3区でチュウヒの繁殖が確認されていないことは、繁殖地周辺の環境が悪化していることが考えられる。

大阪南港野鳥園を守ろう!

サイトの終了と資料室(保護活動)への移動について(2016年9月11日)

これまでの経緯(大阪南港野鳥園問題とは:大阪市市政改革の方向性と現状):詳細の経緯

大阪市は平成24年(2012年)7月の「市政改革プラン」の中でムダを徹底的に排除した行財政運営を発表しました。

大阪市は平成25年(2013年)での大阪南港野鳥園の施設(展望塔)の廃止と干潟・湿地(緑地を含む)については、保全可能な管理手法を行っていくとの実施方針を示しました。

野鳥園臨港緑地(南港野鳥園)は、大阪市港湾局とNPO法人南港ウェットランドグループの間で干潟・湿地環境保全事業委託契約を交わし平成26年11月から平成31年3月31日まで環境調査、環境学習(野鳥ガイド各種観察会)広報、啓発、環境保全などの事業を大阪市港湾局と協働で実施することになっています。

平成28年4月より野鳥園の担当部局が港湾局から建設局に移行されました。

「大阪南港野鳥園を存続させる会」は、5団体(日本野鳥の会大阪支部、同ひょうご、NPO法人南港ウェットランドG、公益社団法人大阪自然環境保全協会)、NPO法人日本バードレスキュー協会)が、為政者(大阪市長、大阪市議会、大阪市市政改革室、大阪市港湾局)へ大阪南港野鳥園の存続に向けた働きかけを、平成24年から約2年にわたり行ってきました。

※これまでの私たちの取り組みは、一定役割を終えたものと考えております。皆さまからのご支援に感謝いたします。

事務局 担当 清水 俊雄

シンポジウム草地生態系の保全 PDFのチラシ

講演:カヤネズミからみた草地の生態系 畠 佐代子(全国カヤネズミ・ネットワーク代表)

報告:(1)淀川のヨシ原の復元(高田直俊:保全協会会長)

報告:(2)石川における自然回復造成後の昆虫相の推移(田淵武夫:富田林の自然を守る会代表)

報告:(3)チュウヒが生息する草原の保全(平 軍二:公益財団法人日本野鳥の会評議員):報告内容抄録

日時:2月18日(土)13:30~16:30

場所:アネックスパル法円坂

参加費:300円

主催:(社)大阪自然環境保全協会

森に生きる不思議なサギ ミゾゴイ~そのくらしを知り、保護を考える ~

大阪自然史フェスティバル2014で開催された講演会・パネルディスカッションの内容を公表します。

野鳥密猟問題対応

野の鳥は野に! 愛玩飼養が廃止されるます。来年度からメジロの愛玩飼養を目的とする捕獲が原則許可されないことになります。

尊延寺の里山を守る活動

京都府、奈良県と隣接する地域には今も里山の風景が広がります。かつて”フクロウ”が棲んだその中で、京都府に接する尊延寺区・東山と呼ばれる里山についてご紹介します。

守ろうオオタカ 里山の自然

人里近くに暮らすオオタカを保護していくためには、里山の自然を守りながら、人間との共存策を講じて行くことが必要です。

2013年6月30日、オオタカの国内希少野生動植物種(種の保存法)からの指定解除の検討に関する意見の募集について、
パブリックコメントを6月30日に「オオタカパブコメPT」より支部長名で提出しました。

都会のハヤブサ見守り活動

泉大津市のホテルにおけるハヤブサの保護と市民への保護啓発を目的とした「泉大津ハヤブサ・サポート倶楽部」の設立に協力。支部として今後の活動をバックアップしていきます。

泉大津ハヤブサ・レポート2006を発行した。(PDF-1PDF-2PDF-3

大阪府第11次鳥獣保護計画事業案に関する意見提出

平成24年1月17日に開催された「大阪府環境審議会」を傍聴した。先に支部から提出した12項目の意見(むくどり通信217号P12参照)に対する府の見解が示された。例えば鳥獣保護施設の整備については、単に検討中との回答であり、具体性に欠けており、府民意見に対し、もう少し踏み込んだ形で対応していただけるように期待したい。なお、回答内容及び最終版の事業計画については、大阪府のホームページで全文を確認できる。(清水幹事による報告)

大阪府の回答内容

大阪府の事業計画

大阪府鳥獣保護区等位置図 同左解説

近畿ツバメ調査2006

大阪の干潟を守る探鳥会

池島・福万寺遊水地整備への提言

槇尾川ダム事業に関する提言