一般探鳥会の報告:平成21年度(2009)上半期
比良・蓬莱山
- ロープウエイで昇った蓬莱山は雲の中であった。
- ホトトギスやホオジロの歌が聞こえ、ジュウイチが雲の中から現れた。
- 高い梢ではオオルリが胸をはって歌っていた。
- 昼食時、近くの林から流暢なクロジの歌が流れていた。
- タニウツギ、サラサドウダンやベニドウダンが美しい探鳥会であった。
淀川左岸
- 鳥飼大橋〜鳥飼仁和寺大橋〜淀川新橋〜大間地区の間を総務グループ幹事の案内で探鳥。
- 探鳥中はそんなに多くの野鳥に出会えたとは感じられなかったが、鳥合せでは47種を確認。
- お目当ての赤い色の鳥とは残念ながら出会えなかったが、ハチジョウツグミや多くのミコアイサの♂に出会えた。
- この区間のほとんどの高水敷は河川公園やグラウンドに整備されているため鳥種は限られおり、一部でも自然の状態に戻せば、草原性の野鳥がもっと増え、多様な生態系が形成されるのではと思えた。
飛鳥・甘樫丘
- 5年目を迎えた飛鳥・甘樫丘探鳥会を祝福するかのように、開始早々、コンビニや集合住宅、道路に囲まれた狭い農地でキジのオスを発見。餌をさがしながら、次第に私たちの近くへ。遮るもののない場所で美しい姿を堪能。ついには、頭上2メートルを大きく羽ばたいて通過し、後ろの畑へ。ほとんどの参加者が初めてキジの下面の模様をはっきりと確認。和田池の南側ではノスリ、甘樫丘周辺では、カシラダカやホオジロ、アオジの群れ。昼食時にはイカルの美しい声。締めくくりは、尾根道のクヌギ林で80羽以上のニュウナイスズメ。一同大満足の探鳥会となった。