一般探鳥会の報告:平成18年度(2006)下半期
飛鳥・高松塚一般
- 小春日和のもと、軽いストレッチのあと飛鳥駅を出発。まずは駅のすぐそばにある池でカモ類のチェック。
- その時対岸からざっと30羽(老若男女?)のゴイサギが飛び立ち、一斉に池畔の樹にとまる。全員感嘆の声を上げる。
- 他にもハイタカや多数のニュウナイスズメ、スズメの白化個体にモズやホオジロ達、それにカワセミをじっくりと観察した。
- この日は野鳥もさることながら、植物や史跡の解説もあり、一味違う探鳥会となった。
千里ニュータウン(公園と池めぐり)
- 天気予報が旨く?はずれ雨は降りませんでしたが、寒い風の中紅葉した公園と池をめぐって37種をカウント出来ました。
- しかしヒドリガモ以外のカモの仲間と小鳥達の数が少なかったのがちょっぴり残念です。
- 今年も最後に藤白台の三色彩道の見事な紅葉を味わってから解散致しました。
余呉湖
- 遠方の探鳥会にも関わらず、44名もの参加。まずは、観光館前の湖畔で水辺の鳥の観察。
- 大阪ではあまり観察できない遠方の探鳥会にも関わらず、44名もの参加。まずは、観光館前の湖畔で水辺の鳥の観察。大阪ではあまり観察できないカンムリカイツブリも数羽じっくり観ることができ、感激の声。ミコアイサのメスも確認。ウ・サギ類が6種、カモ類が10種であった。周遊道路の外側の森では、ジョウビタキ・カシラダカ・アトリ・ミヤマホオジロ、極めつけは、ベニマシコまで出現。昼食時には「ピーヒョロヒョロヒョロ」と数羽のトビが優雅に飛翔し、われわれを歓迎してくれているようだった。カンムリカイツブリも数羽じっくり観ることができ、感激の声。
- ミコアイサのメスも確認。ウ・サギ類が6種、カモ類が10種であった。周遊道路の外側の森では、ジョウビタキ・カシラダカ・アトリ・ミヤマホオジロ、極めつけは、ベニマシコまで出現。
- 昼食時には「ピーヒョロヒョロヒョロ」と数羽のトビが優雅に飛翔し、われわれを歓迎してくれているようだった。
万博公園バードウォッチングウィーク
- 快晴の行楽日和、園内では森の音楽フエスティバルが開催され鳥の声が聞え難いほどでした。そんな中で数年ぶりのヒガラ・マヒワ・ホオジロを確認し、例年より早くビンズイ・ツグミ・シロハラなどもいて、バードウォッチング・ウィークにふさわしく、多くの冬鳥を楽しむことができました。
大阪城バードウォッチングウィーク
- 一般の方も多くゆっくりとスタートしました。空堀でイソヒヨドリを見ているとその上空をミサゴがゆっくりと旋回してくれました。天守閣横の貯水池斜面ではオオルリの若いオスも観察できました。
久米田池
- 久米田池到着直後、カワセミが出迎えてくれた。秋の風物詩でもある養殖魚をとらえる仕事も見ながら、チュウサギの識別を中心に1周をめぐる。今回は水位が低下したばかりで泥がついて、黒い脚になったオジロトウネンやくちばしの色が見えないカモ類など、識別のヒントが隠される個体もいて、さながらクイズのようであった。
金剛山
- 記念すべきU50(仮称 50歳までの方を対象とした任意のグループ)の第1回探鳥会との合同探鳥会として開催。
- U50探鳥会には6名、一般探鳥会には15名、総勢21名でブナが黄色く色付き始めた金剛山を水越峠からダイヤモンドトレイルを経由し、山上遊歩道を巡るコースで秋の探鳥を楽しんだ。
- カケスが青空をバックに何度も横切る姿、青空と美しい羽色のコントラストに一同感嘆の声をあげた。
- 一の鳥居手前では、ゴジュウカラの純群に遭遇し、木の幹に逆さになる特徴的な止まり方のほかに、地鳴きやさえずりに似た声を確認した。
- 国見城跡で昼食休憩中には、若いブナの梢で実をついばむ20羽以上のアトリの群れを発見。
- また解散間際には、展望塔のすぐ下で、50羽近くのアトリの群れを確認。距離が近かったため、透き通るような優しい鳴き声を聴くこともできた。
- 途中、キツツキ類の鳴き声を聞き、ホトトギス類の飛翔を確認したものの、種の特定には至らなかった。
- 鳥合せ後は、ロープウエイ利用組と伏見峠・念仏坂を下る徒歩組に分かれて下山。
- バス停直前で徒歩組のU50の一部は、オオルリのメスを確認した。
甲山森林公園タカ渡り
- 展望台では鷹渡り調査の人や兵庫支部の方々とご一緒しました
- 。快晴のお天気が災いをして肝心のタカは真っ青な空の真上あたりのかなり高い高度に現れるので太陽が邪魔をして首と目が疲れました。
- 我々が観た数は約70羽ほどでしたがもう少し雲があれば見つけ易くまた観易かったのかも知れません。
久米田池
- 今年の久米田池は取水が遅く、シギやチドリが飛来できる環境は得られなかったため、秋の渡りを実感することはできなかった。しかし、カモたちが到来しはじめた時期とあって、今季初観察ともなれば雌雄識別にも頭を少しひとひねり。
- 毎年恒例となったダイサギとチュウサギとの識別とあわせて、いい刺激となった。
- ヨシゴイが居つく場所で少しねばるも、離れてからじっくりと見れたのはやはり警戒心あってのこと。
- 植栽に隠れる姿を参加者全員で観察できた。
飛鳥/石舞台・祝戸
- 台風接近の影響もあり、集合時には雨が降っていたが、コース変更のある旨をお願いし、飛鳥・石舞台を出発。
- 途中、一面緑の棚田をすぎるころ、ツバメ・コシアカツバメ・イワツバメそしてアマツバメの群れを観察し、多くのモズの高鳴きやその姿を楽しむことができた。
- 昼前には雨もあがり、予定のコースを高松塚への道をとった。まだ夏の香りの残る歴史の地での探鳥会を楽しむことができた。