番号 |
テーマ |
概 要 |
むくどり通信 |
第21回 |
ムクドリの新たなライバルたち | かつて大阪のムクドリは、市街地で普通に繁殖しているような鳥ではなかったそうです。それが市街地で普通になったのは、どうやら1980年頃以降。その後、市街地周辺で繁栄を謳歌してきたわけですが、21世紀に入ってあいついでライバルが登場してきました。そこで、今回はムクドリのライバル達に注目してみます。テーマはイ ソヒヨドリとハッカチョウの市街地進出です。 | No.232 (2014年7月号) |
第22回 |
ヒヨドリの渡りも調べよう | 秋はタカの渡りの季節。多くの人が、あちこちにタカの渡りを観察に行きます。渡っていくタカの個体数のカウントが行われている場所も各地にあります。タカの渡りを見ていると、ヒヨドリの群れが渡っていくのも目にします(図 1)。しかし、なぜかヒヨドリの渡りは、タカと違ってあまり注目されず、数を数えてもらえません。そこで、今回は無視されがちなヒヨドリに注目してみます。テーマはヒヨドリの渡りの謎です。 | No.233 (2014年9月号) |
第23回 |
ヤマガラが下りてくる年 | 2年前の秋を覚えていますか ? 日本各地の平地にヤマガラの姿が多く話題 になりま した。昨年はそうでもな かったけど、今年はどうで しょう ? そこで、今回はヤマガラに注目してみます。 テーマはどんな年にヤマガラが平野に下りてくるのかです。 | No.234 (2014年11月号) |
第24回 |
ムクドリのねぐら探し | 2年前、この連載でムクドリの集団ねぐらを取り上 げた際、近年本当にムク ドリの集団ねぐらが市街地に増えたのか調べ る必要があると書 きま した。それら2年、この秋から冬、大阪府内のムクドリの集団ねぐらを調べ ています。そこで今回は、進行中のムクドリの集団ねぐら探しを見てみま しょう。テーマは、ムクドリの集団ねぐらの位置の変化です。 |
No.235 (2015年1月号) |
第25回 |
ウグイスにせまる2つの危機 | 春になれば鶯がさえずる。大阪でも、丘陵から山地の林では当たり前のこと。と、思いますよね。でも、それが近い将来、当たり前でなくなるかもしれません。そこで、今回はウグイスに注目して見ます。テーマはウグイスのせまる危機です。 | No.236 (2015年3月号) |
第26回 |
夏鳥たちの歌、今は? | 近年、夏鳥の減少が叫ばれています。などと、思っていたのですが、「夏鳥たちの歌は、今」が出版されたのは1993年。夏鳥の減少は、もう20年以上も叫ばれているようです。その後はどうなっているのでしょう?そこで、今回は夏鳥に注目して見ます。夏鳥といってもさまざまなので、ここでは山の林で繁殖するスズメ目に限ります。テーマは減った夏鳥は減ったままなのか?です。 | No.237 (2015年5月号) |
第27回 |
サギたちのスゴ技 | 多くのサギは、個体数が多く、目立った場所にいるので見つけやすい。昼間活動するので行動観察も簡単。そして、けっこう思わぬ行動をしてくれて面白いものです。そこで、今回はサギ類に注目して見ます。テーマはサギ類のちょっと変わった行動の広がりです。 | No.238 (2015年7月号) |
第28回 |
コシアカツバメの集団を探そう | 10月第1週頃といえば、コシアカツバメの集団の季節です。私にとって、この10数年来そうなのですが、鳥を見る人の間で認知度は低いようです。そこで、今回はコシアカツバメの集団に注目して見ます。テーマはコシアカツバメのねぐらです。 | No.239 (2015年9月号) |
第29回 |
カラスの枝落とし | 木の枝を折るにはそれなりに力がいります。だから、木の枝を折るのはそこそこ大きな鳥に限られ、その目的はたいてい枝を巣材にするためです。ところが、カラスは秋から冬を中心に、繁殖に関わりなく大量の木の枝を折って落とします。何がしたいのでしょう?そこで、今回はカラスが木の枝を落とす行動に注目して見ます。テーマはカラスが枝を折る理由です。 | No.240 (2015年11月号) |
第30回 |
潜る水面採食ガモ | 冬になると、池や川にさまざまなカモがやってきて楽しませてくれます。カモ類は、潜るか潜らないかで、2つに大別するのが普通です。潜らないカモは、水面採食ガモ(あるいは陸ガモや淡水ガモ)と呼ばれています。この潜らないはずのカモが、どういう訳か、ちょくちょく潜ります。初めて見たときは、実は潜れたんだ!と驚いたもんです。そこで今回は、水面採食ガモの潜水に注目して見ます。テーマは、水面採食ガモが潜る理由です。 | No.241 (2016年1月号) |