植物観察会の報告:平成22年(2010)上半期

平成22年5月27日()

天候:

観察種数:

案内

植物・妙見山

  • 樹木はイヌザクラ・ウワミズザクラ・エドヒガンなどのサクラや、アカガシ・アカシデ・ウラジロノキ・ウリハダカエデ・コハウチハカエデ・シロダモ・ダンコウバイ・トチノキ・ホオノキなど山地の樹木を中心に50種以上を観察した。
  • 鳥は、ホトトギスが観察会の間ずっと「特許許可局」のBGM、ウグイスも負けずに「法華経」を唱えるばかりでなく、2度もゆっくり姿を見せてくれた。
  • 予想外に少なかったオオルリ・キビタキも姿を見ることができ、帰り道でサンショウクイ・カッコウも聞くことができた。
  • 更に帰り道では野草、有志により田園周辺の野草50種以上を観察した。妙見山頂の寒暖計が10℃という非常に寒い一日、一時震えながらの観察会となったが、植物も鳥も楽しむことができた。

平成22年1月28日()

天候:

観察種数:

案内

植物・大泉緑地

  • 雨降りの中、大阪市大から学生3名を含め5名の方が参加されたので、雨が10時過ぎにあがるとの予報もあり、一時雨宿りをしてから観察会を開始した。
  • モミジバフウにアトリ、ナンキンハゼにキジバト・カワラヒワ・ハシブトガラス、そしてアキニレにカワラヒワ・アトリなどの木の実に鳥が集まっているのを観察した。
  • 中でも園内各所のクスノキにはツグミが入れ替わり立ち代りの賑やかで、100羽以上生息していると思われるツグミのこの時期の主食がクスノキであることを確認した。
  • 木の実に液果と乾果のあること、鳥は木の実の栄養価に目をつけて利用していることなど、現物を試食したり見たりして樹木約40種を確認した。鳥は木の実に来ている小鳥と、池のカモなどを含め34種であった。