平日探鳥会の報告:平成20年度(2008)

平成20年12月17日()

天候:

観察種数:38

案内

北嵯峨

  • 今年最後の平日探鳥会は冬の京都になりました。大覚寺の大沢池からしゅうへんを散策した。途中、冬の小鳥ツグミ、イカル、シメ、カシラダカなど、大沢池ではカモ類、灌漑用の為、水抜きがおこなわれている広沢池ではカワセミ、タヒバリ、イカルチドリ、セキレイが観察できた。昼食前に木に止まっているオオタカ発見。食事の間もゆっくりと観察でき、皆が満足したようだ。残念ながらクイナには出会えなかったが、冬の北嵯峨を満喫することができた。

平成20年11月19日()

天候:

観察種数:26

案内

山の辺の道

  • 今年一番の冷え込み。電車が桜井に近づくと、車窓からはうっすらと雪化粧をした山並みが映る。JR柳本に着くと小雨も止み、晴れ間が見える。崇神天皇陵の堀は補修工事の為水が抜かれ、オシドリ所かカモの姿も全くない。今年は天理方面へ向かう。上空を100羽以上のツグミの群れが飛び交う。他にはイカル、カラス、ビンズイ。昼食後は天気も回復してきたが、肝心の鳥の姿は少ない。農作物の直売所では柿とみかんばかりで、買い物をされる参加者は例年に比べ少なかった。二つのため池でカワセミが出現してくれたのが、せめての慰めであったが、寒さが骨身に凍みこむ探鳥会だった。

平成20年10月22日()

天候:

観察種数:

案内

神戸・菊水山/ムギマキ

  • 皆さんが楽しみにまっておられる「菊水山ムギマキ探鳥会」。たわわに実ったカラスザンショウの実を食べにきたメジロ、キビタキに混ざって、ムギマキ♂若鳥が何度も実に飛びついて食べているところや、重なった葉っぱの中から出てきて、小枝に止まった姿に、一同感激の声。予報より早くお天気が悪くなってきた為、11時過ぎに鳥合わせをして解散しました。吉田幹事が探鳥前にイソヒヨドリを、解散後にシロハラとヒガラを観ておられました。

平成20年9月24日()

天候:

観察種数:17

案内

箕面公園タカ渡り

  • 3年ぶりの箕面でのタカ渡り探鳥会。天候も安定してきたので、かなり飛んでくれるのではと期待していた。展望台に到着して暫くすると、本格的に飛び始め、多い時で20羽程のタカ柱も見られた。正午までに100羽以上の通過が観察された。萩谷公園、甲山でも見てきたが、ここ聖天展望台からが一番見え具合が良いようだ。参加された方々にはまあまあ満足いただけたのでは。解散後には滝まで行く人、再度タカ見に戻る人、支部会員の篠崎さんの個展を見に行く人と、それぞれ箕面の秋を楽しんでいただいた。

平成20年8月20日()

天候:

観察種数:

案内

宇治川、ツバメのねぐら

  • 雨の為探鳥会としては中止。有志で傘をさしながら塒入りを観察に行く。現場に近づくにつれて、ツバメの声が聞こえてきた。かなりの数と推測できる。しかし葦の上に止まっている個体を確認するには辺りが暗すぎました。来年は集合時間を早めて数羽が万羽になるまでの様子を観ていただこうと話し合いました。。

平成20年7月17日()

天候:

観察種数:

案内

京都御苑/アオバズク

  • 連日夕立に見舞われた京都だが、朝から青空と白雲と濃緑の彩り見事な爽やかな日。
  • アオバズクはどの営巣箇所も巣立ちはまだであったが、宗像神社、梅林、バードバス横の3箇所では巣から少し離れた樹上で見張り中の両親をゆっくり観察できた。
  • 4箇所目の近衛池横の営巣地は抱卵開始直後らしく、神経質になっているとの地元観察者の報告に従い、深追いせず、サラリと通過し無事を祈念。暑い中お疲れさまでした。

平成20年5月21日()

天候:

観察種数:31

案内

武田尾

  • お天気は晴れ。気持ちの良い新緑の朝。今日は期待できそうな雰囲気で出発した。武庫川沿いに歩く。オオルリ、ソウシチョウの声はするが姿が見えない。橋を渡り、休憩地点でようやくオオルリに出会えた。その姿とさえずりに、皆感激する。廃線跡の道を歩き昼食。午後からは自由参加で山に登る。ここでも声は聞こえるが、姿は見えない。お目当ての鳥たちに出会えなかったが、若葉の茂る季節の探鳥会は、とても良い森林浴となりました。

平成20年4月16日()

天候:

観察種数:39

案内

三川合流

  • 御幸橋から木津川の低木で採食するコムクドリの雌雄を観察。昨年より桜の開花早く、ニューナイスズメは少ない。ミサゴが落葉樹に長く止まり、後下流へ飛翔。ウグイスも樹の天辺などで精一杯囀る可愛い姿。宇治川でカモ達が下流から飛んできては後ろ向きのまま流されて、くり返し川遊びを楽しんでる様子。普段鳴き声だけで、姿を見ることが難しいコジュケイが背割堤の上から見ることができたのが、今年の収穫であった。

平成20年3月19日()

天候:

観察種数:

案内

有馬富士(福島大池)

  • 集合場所へ行くまでに雨が降り出してきた。中止を覚悟で来てくださった方が6名。
  • 一応、探鳥会決行。武庫川ではカラスとムクドリが雨の中で水浴び、カルガモ、コガモは休眠中、コチドリ、タヒバリも忙しそう。
  • ホオジロ類のチッチ、チッチの声があちらこちらから聞こえる。雨だけでなく、風も出てきて、傘を持っての観察が難しくなってきたので、10時半に中止とした。短時間でしたが22種も見られました。

平成20年2月21日()

天候:

観察種数:31

案内

神戸市立森林植物園

  • ツグミ、シロハラ、ルリビタキ、キクイタダキが随所に出現。マヒワ、アトリの群れが楓の実をついばむ。ミヤマホオジロ、ウソ、オオマシコに出会えなかったのが少し残念。しかし、アオゲラ、数羽のトラツグミを近くでじっくりと見ることができた。常連のスズメ、ハシボソガラスの姿は見られず、野鳥の生息環境の違いを実感した。快晴の小春日和であったが、園内には一部残雪があり、今日の寒さが伺える。滑って転んで怪我をする参加者も無く、すがすがしい、楽しい探鳥会だったのでは。

平成20年1月16日()

天候:

観察種数:46

案内

天ヶ瀬ダム

  • ヤマセミをまだ見たことのない人の為の企画でしたが、天気も良く48名の参加。参加された方々の、何が何でもヤマセミを見るのだ!との熱気が伝わる。集合場所上空にはイワツバメとヒメアマツバメが飛び交っており、水辺の鳥を観察しながら上流へ。ヤマセミが現れる白虹橋付近では見られなかったので、ダムへ上がり観察することしばし、木の枝に止まっている待望のヤマセミが見つかりました。ヤマセミは殆ど移動せず、昼食をしながらの1時間以上の観察で、皆さん大満足で帰途につかれました。