バーディー探鳥会の報告:平成22年度(2010)

平成22年10月11日(月・祝)

天候:

23名

観察種数:30

案内

神戸市立森林植物園

  • さわやかに晴れ渡った連休最終日。バーディでは初めての神戸森林植物園に、満員の送迎バスで23名が集合。
  • スタートして暫くすると、数羽のコサメビタキに出会え、識別方法を含め、全員でしっかり観察した。
  • 山上ならではのヒガラが現れたところで、前半が終了。
  • 長谷池畔での昼食時には、渡り途中のノスリの群れや、カケスが現れた。後半は、鳥合わせまでの数十分を自由散策に設定。それぞれが思い思いに探鳥する中、一部のグループが、早くも到着したジョウビタキやシロハラなどの冬鳥と、旅立ち間近のキビタキを見つけることができた。
  • コースの各所で、草花や野鳥が好む木の実についての説明もあり、盛りだくさんの一日であった。

平成22年8月28日(土)29日(日)

天候:

観察種数:28

案内

曽爾高原1泊 イベント

  • 夏真っ盛りの高原には鳥数は少なく、ホオアカ、セッカ、カラ類やカッコウ、そしてキバシリも現れ28種。
  • キジとカケスの羽を見つけた方も。トンボやバッタ、甲虫など虫の種類も多く52種。その全ての名前を教えて貰えたことに驚く。夜は天気に恵まれ、期待して迎えた星空観察。西の空に輝く金星と木星。南の空に大きなさそり座、天頂には羽を広げた はくちょう座、こと座にイルカ座、望遠鏡で見る星雲星団、天の川も見える。翌朝、夜明け前に昇るオリオンを見る。
  • 草原では、まだ明けきらない中をツバメ達が飛び交い始める、塒立ちの観察。
  • イカルの声を聴きながら歩いていると、アオゲラの声と力強いドラミングが聞こえる。
  • 宿舎へ戻り、早々にカレー作りを開始。慣れない手つきで切ってくれたじゃが芋や玉ねぎで、美味しいカレーができる。
  • 朝、昼、夜と楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。皆さん、ありがとうございました。

平成22年5月5日(水・祝)

天候:

31名

観察種数:35

案内

バーディ 甲子園浜

  • 今回は、見分けが難しいとされるシギ・チドリの見分けに挑戦。好天に恵まれ、幼稚園から中1までの子供たち7名を含む総勢31名が甲子園浜自然環境センター前に集合。
  • 出発後、海岸でコアジサシのダイビングや頭が真っ黒になった夏羽のユリカモメを観察。
  • テトラポッドで休むチュウシャクシギを間近に見ながら鳴尾川河口に出ると、派手な装いのキョウジョシギやキアシシギとともに、スズガモやホシハジロなどのカモたちがまだ残っていた。
  • 昼食後は浜辺に下り、シロチドリ、メダイチドリやトウネンを観察。鳥合わせの後、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリの見分け方、くちばしが長いシギ類は図鑑に記載の全長よりもずっと小さく見えることなどを確認した。
  • 真夏を思わせる暑さだったが、ゴールデンウィーク最後の休日を有意義に過ごすことができた。

平成22年4月11日(日)

天候:

20名

観察種数:41

案内

バーディ 山田池公園

  • 今回のテーマは「夏鳥と冬鳥の交代+チョウの仲間」。集合前に降った雨も止み、3歳児から中学2年生の子供達7名を含む総勢20人が集合。
  • この時期に見られるチョウの仲間を指導者から教わり、さあ出発。頭の上で「キッキッキッキッ」と大きな声で啼くのはオオタカと教わり、みんなビックリ! 対岸で見え隠れするオシドリ、毛繕いするヒクイナや枝先にとまるカワセミを観察するだけでは物足りないとばかりに、小6の女の子が補虫網を操り、次々にお目当てのチョウをゲット。お陰でこの時期だけ現れるツマキチョウや枯葉みたいなクロコノマチョウを全員で観察することができた。
  • ニュウナイスズメや土手に隠れるコチドリまで見ることができてみんな大満足。鳥合わせに続いてチョウ合わせを行い帰途についた。

平成22年3月22日(月・休)

天候:

21名

観察種数:43

案内

飛鳥・甘樫丘

  • 快晴の飛鳥の里に21名が集合。
  • スミレやタンポポが咲く野道を歩きながらニュウナイスズメ・ホオジロ・モズ・ジョウビタキ・ツグミ・ケリなどを観察しました。
  • ウグイスやヒバリの声がバックコーラスで流れます。圧巻はキジの登場。
  • キジ♂はみんなが見下ろす畑の真ん中を堂々と歩いて行きました。数組のオシドリ、巣材をくわえたキセキレイ、ブルーギルを補食中のカワセミも見ました。イカルも姿を現し、上空ではノスリ・ハイタカの飛翔。
  • リーダーの分かりやすい説明に、初めて参加した2名の子どもはすっかり鳥の世界にはまった模様…。
  • 確認した鳥は43種で、歴史や植物も学べた探鳥会でした。

平成22年2月11日(木・祝)

天候:

観察種数:41

案内

バーディ 狭山池

  • あいにくの天気予報ではあったが、大阪狭山市駅前を出発。
  • 狭山池では、さまざまなカモ類、カンムリカイツブリ、バン、オオバン、セグロカモメなどの水鳥を観察。
  • 移動中、土手で採餌するホオジロの群れの中にホオアカを発見。幸運にも全員で観察できた。
  • 副池では、円状に並んで餌を取るハシビロガモ、夏羽に移行しつつあるカイツブリ、鮮やかな翼鏡を見せて堰堤で休むコガモ、杭に止まる美しいカワセミの姿を全員で確認した。
  • 鳥合わせ後、全員で府立狭山池博物館を見学。ボランティアのガイドさんに、日本最古の狭山池ダムについての説明を受けた。
  • 幸い大雨に遭遇することもなく、41種もの鳥に出会うことができ、とても有意義な一日を過ごすことができた。

平成22年1月11日(月・祝)

天候:

観察種数:42

案内

バーディ 鶴見緑地

  • まず集合場所でムクドリやツグミをじっくりと観察し出発。
  • 大池にうかぶカモやカモメ、サギの仲間について、飛び方や泳ぎ方、体のつくりの違いなどを比較。
  • カナダ館跡の滝では、カワセミの美しい姿に感動。初参加の幼児と小2の姉妹もバードウォッチングのおもしろさをしっかりと体験。