京都市動物園

 獣医師の坂本英房氏より、当園における鳥類の飼育に関する話を聞く。中でも「オオタカの尾羽のさしかえ」の話は興味深かった。傷みの激しい尾羽を羽柄(うへい)中程から切り落とし、飛べなくなったオオタカの尾羽を抜き取りボンドで付けていく。新羽が伸びてくると差し替えられた尾羽は落下するとのこと。目新しい鳥はハイバネツグミ、アナホリフクロウ、ホオジロオナガガモ、カンムリサンジャク等。園内はこじんまり、整然として美しかった。