金剛山さえずり(6/1)、金剛山早朝(6/2)
ダイハン   トリメイ     (自動ジドウ計算ケイサン) 6/1 6/2
74 キジバト
78 アオバト
185 ホトトギス
187 ツツドリ
188 カッコウ
192 アマツバメ  
390 コゲラ
392 オオアカゲラ  
397 アオゲラ
420 モズ  
427 カケス
436 ハシブトガラス
441 コガラ
442 ヤマガラ
443 ヒガラ
445 シジュウカラ
457 ツバメ  
461 イワツバメ
463 ヒヨドリ
464 ウグイス
465 ヤブサメ
466 エナガ  
479 エゾムシクイ  
485 メジロ  
502 ゴジュウカラ
503 × キバシリ  
504 ミソサザイ
514 トラツグミ  
554 コサメビタキ  
558 キビタキ
561 オオルリ
573 キセキレイ  
587 カワラヒワ
602 イカル
610 ホオジロ
コジュケイ
ソウシチョウ
    シュスウ合計ゴウケイ(自動ジドウ計算ケイサン) 33 30
6月1日
6月1日(土)午前10時10分金剛山ロープウェイ山上駅集合で、41名の方が参加して開催されました。人数が多かった為か、鳥チームと植物チームとに分かれて行動、私は鳥チームに入りました。天候が危ぶまれましたが、最後の鳥合わせ近くになり小雨がパラパラ来た程度で何とか一日もってくれました。また小学生の子供連れのご家族もおられて、なごやかな雰囲気のなか、終日探鳥会を楽しむことが出来ました。参加者の皆さまとリーダーの皆さまにお礼申し上げます。
 金剛山には野鳥の会に入会する以前から時々登っていました。ある時「ちはや星と自然のミュージアム」で野鳥観察の入門講座があることを知り参加し、そこでキビタキとクロツグミの美しいさえずりを教えて頂き感激しました。それで探鳥会に参加した次第です。それ以来金剛山での探鳥会を楽しみにしています。 東大阪市・矢木 眞さん
 今回、私はロープウェイではなく、山道を登ろうと朝早めに出発しました。駐車場から沢沿いの林道に入ると、早速に沢の音に負けじと両側の樹林からミソサザイが高くて早口の大きな声で出迎えてくれます。この声を聞くと金剛山に来たなと実感し、いつも楽しみにしています。やがて林道から左へ山道に入ります。なおも登っていくと、やがて沢の音も次第に遠くなり、静かな山道になります。するとミソサザイの声は高音のより美しい声に感じられ、違う野鳥かと思いました。片方ではオオルリがすぐ近くでこれまた美しい声でさえずります。このふたつの鳥のコラボレーションはとても素晴らしかったです。やがて頂上周辺をめぐる周回路に出て、集合場所に向かいました。
 山上駅の集合場所からは探鳥会の皆さんと葛木神社のある中心部の方へ歩いていきましたが、途中はミソサザイ、オオルリの声はよく聞こえるのですがやはり姿は見えずという状況でした。転法輪寺にお参りした後、社務所のある大勢の登山者が昼食をとっている広場に来たところ、建物の軒下に大きなミソサザイの巣があり、近くの電線の上でさえずる待望のミソサザイを見ることが出来ました。小さな体なのに、何と大きな声で鳴くのかと驚きます。昼食をとった国見城址では、上空を飛ぶアマツバメを観察し、リーダーよりツバメとの違いを教えて頂きました。午後はブナ林とその下にあるえさ場では青い色が美しいカケスを、林道ではキビタキを観察しました。最後の鳥合わせをしていた際、上空をホトトギスが鳴きながら飛んで行き、一同大喜びでした。 
6月2日
夜明け前、ミュージアム前でトラツグミ・ホトトギス・ツツドリの声を確認してからスタート。2週間遅い日程のため、例年よりも小鳥たちの声が少なかったものの、早朝の鳥たちの歌を堪能。今回一番の収穫は、一の鳥居近くの枯れたスギを駆け上がる2羽のキバシリ。解散後、ミュージアム裏でしきりに鳴いていたエゾムシクイとコジュケイを合せて、30種を確認。