平日探鳥会の報告:平成18年度(2006)

平成18年12月20日()

天候:

観察種数:38

案内

安威川平日

  • 毎年この時期には飛来しているトラフズク、タゲリの2大主役に会えず。20日現在、会員内外含め一人の確認者もいないそうだ。護岸工事に伴う川沿いの道へのトラック往来や川中のショベルカー往来等、環境変化のせいで、実は飛来したが場所を変えたのか、何らかの事情で遅れているのか、もう来ないのか、理由は不明だ。

平成18年11月15日()

天候:

観察種数:32

案内

河内長野市 天見〜三日市平日

  • 駅前広場にイソヒヨドリが出迎えてくれ、幸先良い出発となった。スタートしてまもなくカラの混群に出合う。天見川では一部の人がカワガラスを目撃。冬鳥のジョウビタキ、ビンズイ、カシラダカを観察し、ハイタカ、ノスリ、ミサゴも出てくれた。延命寺の樹齢1000年とも言われる「夕照もみじ」が紅葉してくれていて目を楽しませてくれた。地元の木澤、横井、若林さん達に案内役を勤めていただき、感謝です。

平成18年10月25日()

天候:

観察種数:

案内

神戸・菊水山/ムギマキ

  • 昨年のムギマキ出現不調に反して、今年は熟れたカラスザンショを食べにキビタキ、メジロ、ムギマキが次々とやってきて、まさに「メジロ押し!」。実に飛びついて食べる様子や樹林の中をめまぐるしく移動する様子を何度も観察することができ、皆さん満足して帰路につかれたことと思います。

平成18年9月20日()

天候:

観察種数:26

案内

浜甲子園

  • 8月の柴島もシギ、チドリはわずかで、9月こそはと出かけた浜甲子園だが、ここもイソシギ以外は見当たらず、数種のカモとミサゴの採餌風景。沖合に浮く空母のようなコンクリートの島にすごい数のユリカモメとカワウがひしめくことで、白黒の2色に分断されていたのは圧巻だった。

平成18年9月16日()

天候:

観察種数:26

案内

飛鳥/石舞台・祝戸

  • 台風接近の影響もあり、集合時には雨が降っていたが、コース変更のある旨をお願いし、飛鳥・石舞台を出発。途中、一面緑の棚田をすぎるころ、ツバメ・コシアカツバメ・イワツバメそしてアマツバメの群れを観察し、多くのモズの高鳴きやその姿を楽しむことができた。昼前には雨もあがり、予定のコースを高松塚への道をとった。まだ夏の香りの残る歴史の地での探鳥会を楽しむことができた。

平成18年8月23日()

天候:

観察種数:20

案内

柴島干潟

  •  「柴島実験干潟」に到着すると、潮は大きく引いているが、肝心のシギ、チドリはイソシギとシロチドリが1羽のみ。30分程シギ、チドリの出現を待ったが、その気配がないので十三干潟へ移動。こちらもソリハシシギ1羽のみ。猛暑(37℃)の中、シギ、チドリとの出合いに期待し、参加されたみなさんには少し期待はずれの探鳥会だった。

平成18年6月21日()

天候:

観察種数:

案内

京都市動物園

  • 獣医師の坂本英房氏より、当園における鳥類の飼育に関する話を聞く。中でも「オオタカの尾羽のさしかえ」の話は興味深かった。傷みの激しい尾羽を羽柄(うへい)中程から切り落とし、飛べなくなったオオタカの尾羽を抜き取りボンドで付けていく。新羽が伸びてくると差し替えられた尾羽は落下するとのこと。目新しい鳥はハイバネツグミ、アナホリフクロウ、ホオジロオナガガモ、カンムリサンジャク等。園内はこじんまり、整然として美しかった。

平成18年5月25日()

天候:

観察種数:

案内

有馬富士

  • 行きのハイキング路で、外来種のクスダマツメクサ・イヌコモチナデシコ・ハナヤエムグラ、在来種のヒメハギ・ミミナグサ・シライトソウなどの野草、ツクバネウツギ・コツクバネウツギ・マンサク・イブキシモツケなど樹木を楽しみながら、有馬富士公園に到着。公園内の自然学習センターに勤務中の久下さんよりコミミズクの顔など展示の解説を受けながら見学した。午後はホトトギス・ウグイス・ホオジロの声をBGMに、セルフガイドにある公園内の樹木、ケヤマハンノキ・コクサギ・アリマグミ・イヌザクラ・ウワミズザクラや、ササユリなどの野草を楽しんだ。

平成18年5月10日()

天候:

観察種数:28

案内

妙見山バードウォッチングウィーク初日

  • バードヒアリング中心の探鳥会、妙見ケーブル下までにウグイス・ホオジロ・カワラヒワ・キジなど、ケーブル〜妙見山上間ではイカル・シジュウカラ・アオゲラ・キビタキなど、鳥の歌声をたっぷり聞くことが出来た。また妙見山周辺では珍鳥のササゴイや、渡りの途中のアカハラを見ることができた。降水確率が高い日に参加された方には鳥たちのほか、ホオノキ・ウワミズザクラ・ハクサンハタザオなど木の花・草の花、コナラなど新緑、そして午後には雨・風・深い霧も迎えてくれた。

平成18年4月19日()

天候:

観察種数:32

案内

奈良公園

  • 奈良公園に入るとカワラヒワ、カラ類、ビンズイ、ツグミ等を観察。ツバメは公園の工事で出た土を巣に運び、忙しそう。春日大社大鳥居近くではマミチャジナイ、アカハラの採餌を観察。鷺池は冬場の水抜きの為か?鳥影も無い。飛火野ではヒレンジャク30数羽が合歓の木の新芽や空中の虫を捕色していた。昼食中、ハシブトガラス1羽がお弁当ほしさに面白い鳴き声を出し、お辞儀していた。イカル、シューナイスズメは一部の人が観察。

平成18年3月16日()

天候:

観察種数:29

案内

神戸市立森林植物園

  • 前日の雨も明け方に止み、曇り空の中、美声の主イソヒヨドリ、忙しく舞い飛ぶツバメと共に参加者を待つ。お1人様ご案内。山田道では鳥の移動も見られ、鳴き声もあちらこちらから聞け、上空をタカが通過の度に、図鑑とにらめっこ。園内でもオオルリ、キビタキ、ウグイスの鳴き声がするが、葉っぱに隠れて姿は見えない。諦めかけたときに「いたよ〜」全員満足!最後は今が見頃の「ハンカチの木」を見て園を後にしました。

平成18年3月15日()

天候:

観察種数:

案内

有馬富士(福島大池)

  • (3/15)昨日の寒さが嘘のような好天に恵まれ、武庫川の土手の桜にカシラダカ、空にはツバメ、川辺ではイカルチドリ、イソシギ、クサシギ、ダシギ等を観察し大いに意気上がる。しかし、里山は整備され過ぎて思ったほど鳥が出てくれない。福島大池ではヒドリガモ、マガモ等7種のカモ達がいたが非常に数が少なかった。残念ながら今回はお目当てのミヤマホオジロ、ベニマシコには会えなかったので来年を期待したい。

平成18年1月18日()

天候:

観察種数:16

案内

平城宮跡・水上池

  • 週間天気予報では、曇りのち雨となっていたので心配したが、幸い天気となった。出だしから上空をハヤブサが飛ぶが、小鳥は少ない。宮跡の広場にはケリ2羽、ヒバリが多くいて、何か植物の種子を盛んに食べていた。昼食時、ベニマシコ、直ぐそばにアオジが出てくれた。水上池ではミコアイサ、オシドリ、トモエガモの豪華版で観察できた。最後の宇和奈辺池では、ヨシガモ、オカヨシガモ、ミコアイサ、ホオジロガモが出現。その後オオタカを近くに全員で観ることができた。