日本野鳥の会大阪支部 創立80周年記念行事(報告)

松岡支部長挨拶

上田さん挨拶

大西さんの講演

記念の缶バッジ

フリーマーケットに出品された図鑑

講演会場の風景

懇親会の様子

全員集合

担当者のコメント

支部創立80年の節目にあたり、10月29日(日)記念行事を催行しました。

行事は4部からなり、一斉探鳥会、午後の会場行事として、フリーマーケット、講演、懇親会を実施しました。

記念行事を通じ会員の方々が支部全体の活動を知り、会員相互の親睦を深めていただくという本来の趣旨に加え、野鳥好きの方が会員になっていただく機会となるよう、ホームページ・鳥ガールTwitter・チラシ・新聞などで会員以外の方にも参加を呼びかけました。

午前中の探鳥会は大阪支部主催の定例探鳥地のうち18か所で計画しました。前線の影響で行事の前日から断続的に雨が降り、当日は台風22号が通過。一部の探鳥地は事前に中止とし、開始した探鳥会も大雨警報が出て短時間で終了しました。 探鳥会の参加者は36人。確認種数は54種。探鳥地に集合された方には80周年の記念缶バッジが渡されました。

午後からは会場を本町の研修施設に移し、114人の方が来場されました(計画では250人)。来賓として、古くから大阪支部を支援していただいている大先輩の方々、自然保護団体・地域の野鳥の会の代表の方々などにお越しいただきました。公益財団法人日本野鳥の会からは上田恵介副会長、普及室浅野綾子氏が来場されました。

フリマは5組の参加があり、なかなかの掘り出し物もあったと聞いています。

記念講演は、「野鳥を読む・知る・楽しむ」と題して、野鳥研究家・バードコンサルタントで当会幹事でもある大西敏一氏にお話しいただきました。野鳥に関する内外の野鳥図鑑の歴史的変遷・最近のトピックなど、予定の1時間を大きく超えしかも中身の濃い講演でした。

次いで一斉探鳥会の結果発表が行われ、参加した18の探鳥地のリーダー代表に新作の野鳥カードが贈呈されました。

懇親会では、大阪支部80年を振り返るスライドが上映され、懐かしい人や光景を見ながら楽しいひと時を過ごしました。

なお、行事に協賛いただいた興和光学株式会社から、来場者全員にクリアファイルが配られ、新製品のスポッティングスコープと双眼鏡が支部に贈呈されました。記念式典当日には活用できませんでしたが、近々会員の皆様に還元できるよう予定しています。

行事の催行にあたり協力いただいた皆様に紙面を借りてお礼申し上げます。

次は100周年を目指して鳥への想いを繋いでいきましょう。