鶴見緑地定例
NO. トリ  メイ 7/18 8/15 9/19 10/17 11/21 12/19
4 カイツブリ 2 1 2 2 3 3
5 ハジロカイツブリ           1
17 カワウ 7 5 7 6 8 10
25 ゴイサギ   3 4 3 2 3
31 コサギ   1 2 2 1 1
34 アオサギ 15 10 6 7 5 7
47 マガモ         8 10
48 カルガモ 10 25 35 40 10 10
49 コガモ     1 5 15 12
52 オカヨシガモ         20 15
53 ヒドリガモ       60 80 80
55 オナガガモ       4 30 60
57 ハシビロガモ         6 6
59 ホシハジロ 2 2 2 2 8 10
63 キンクロハジロ         5 15
79 ハイタカ       1 1  
91 チョウゲンボウ   2       1
100 バン         1 1
115 ケリ           2
156 タシギ         2 3
168 ユリカモメ         70 150
169 セグロカモメ         1 1
188 キジバト 10 10 15 12 10 15
189 アオバト         1  
207 カワセミ     3   4 2
214 コゲラ   2 2 2 2  
218 ツバメ 20 5 5      
223 キセキレイ         1  
224 ハクセキレイ 1   2 2 4 6
225 セグロセキレイ       1    
231 ヒヨドリ 30 20 30 40 50 60
233 モズ     3 7 6 3
248 ジョウビタキ         1 1
257 シロハラ         2 2
259 ツグミ         2 2
261 ウグイス         3 3
271 メボソムシクイ     7 3    
277 キビタキ     3 4    
280 オオルリ     1      
282 エゾビタキ     2      
283 コサメビタキ     5 2    
284 サンコウチョウ     1      
285 エナガ     10   10  
289 ヤマガラ   2   2 2  
290 シジュウカラ   10 5 8 10 5
293 メジロ 15 10 30 30 20 20
301 アオジ         8 5
307 カワラヒワ 10 7 5 10 40 20
320 スズメ 80 60 300 200 200 250
324 ムクドリ 30 50 80 5 15 15
331 ハシボソガラス 30 15 30 20 30 30
332 ハシブトガラス 15 5 10 40 20 20
336 ドバト 150 100   150 150  
  シュスウ合計ゴウケイ 16 21 29 29 42 38
12月19日
  数日来の寒波で今日もぐっと冷え込んだ。蓮田には一面うっすらと氷が張ってカモたちの姿はなく、そのなかでタシギは朝日を浴びて美しかった。ケリとも久々に出会うことができた。公園の大池には珍しくハジロカイツブリがやって来た。風が強かったせいか、林の小鳥たちの姿はまばらでカワセミは元気にその姿を見せてくれた。今年一年、折に触れ私達をドキドキさせてくれたチョウゲンボウが、最後に私達の頭上を飛んだ。
11月21日
 見通しが良くなってきた蓮田に此の冬もタシギが戻ってきた。立ち枯れの蓮の茎に止まったカワセミは陽光を全身に浴びて鮮やかだ。ツグミが公園の並木に見え隠れするが、その姿を捉えるのには、かなりの根気が必要だった。大池には浄水装置が設置され、その効果があってかオカヨシガモの群れも戻ってきた。ハイタカが幾度となく上空を旋回し、小鳥たちは警戒してか姿を隠している様子だ。その代わりアオバトとの出会いが待っていた。いつもの食事場所ではなかったけれど、みんなでアオバトを観ながらおいしい昼食を楽しんだ。
10月17日
  秋晴れの中を出発した。雨の予報が嘘のようだ。駅前の並木にモズが止まって何やら鳴き真似をしている。カワラヒワの小群もやって来た。大池もカモたちで少し賑わってきた。カイツブリはすっかり冬羽だ。山のエリアではキビタキやコサメビタキそしてメボソムシクイなどを確認した。モズの高鳴きは公園内のどこにいても聞こえるほどで、梢に止まっている姿を観ながら♂・♀・幼鳥などの違いを話し合った。昼前になって、雷が鳴りだして雨が降ってきたので少し歩いて鳥合わせをした。その頃には休憩所の外は滝のような雨となっていた。
9月19日
  空は一面雲におおわれていたが、晴れの予報を信じて駅前をスタートした。モズが梢でなにやら鳴き真似をしている。公園内では時折、高鳴きも聞こえてきた。大池には早くもコガモが1羽やって来て、その傍らをカワセミの幼鳥が2羽で仲良く飛び回っていた。ヒタキやムシクイたちは林の中でしばしの休息をとっており、名残のツバメが私達の頭上をかすめていった。
8月15日
  お盆休みの連休にもかかわらず、総勢11名でいざ出発。駅前のプールには既に入場待ちの長蛇の列が出来ていた。今日は陽射しを避けるために、いつもの農地はパスして緑地へ直行した。夏には見かけることが少なくなったカワラヒワが並木の天辺で飛び交っていた。ヒヨドリの幼鳥は頭の羽毛が生え揃っていなくて飛びかたもぎこちない。まだまだ顔の黄色いシジュウカラの巣立ちビナは発声練習を繰り返していた。飛び交うトンボの数も多くなり、秋の近さを実感した。みんなみんな大きく育て。
7月18日
  曇り空で直射日光が遮られ幾分しのぎやすくなった。今日は恒例の清掃探鳥会。3連休の初日、そして今日から夏休みの学校も多いとあって、駅前の人の往来も多くなっている。緑地内の清掃はフリーゾーン(山のエリアを除いた部分)を中心に行なった。途中カルガモの親子が居る水溜りまで足を延ばした。4羽のヒナが元気に育っていた。午前中で作業を終えた。みなさんお疲れ様でした。
NO. 鳥  名 1/17 2/21 3/21 4/18 5/16 6/20
4 カイツブリ 2 2 2 2 2 3
17 カワウ 10 7 8 6 2 4
25 ゴイサギ 2 2 1   1  
31 コサギ   1 1   1 1
34 アオサギ 5 12 40 50 40 30
47 マガモ 6   2      
48 カルガモ 8 10 15 20 15 15
49 コガモ 15 20 30 20    
52 オカヨシガモ   4 1      
53 ヒドリガモ 200 200 180 10    
54 アメリカヒドリ 1 1 1      
55 オナガガモ 50 40        
57 ハシビロガモ 20 15 5      
59 ホシハジロ 10 10 10 2 2 2
63 キンクロハジロ 16 20 5 2    
91 チョウゲンボウ 1 1 2 1 1 2
100 バン 1 3 3 2 3 3
102 オオバン 1 1 2      
115 ケリ 1 2 2 2 4 2
156 タシギ 2          
168 ユリカモメ 200 180 8      
169 セグロカモメ   2        
184 コアジサシ         1 1
188 キジバト 30 30 20 20 20 15
207 カワセミ   1   1    
214 コゲラ 2 2 2 3 2 2
218 ツバメ     2 30 50 30
223 キセキレイ 1 1 1      
224 ハクセキレイ 4 3 3 1 1 1
225 セグロセキレイ   1 1 1 1  
227 ビンズイ   5 5      
231 ヒヨドリ 50 60 60 60 50 50
233 モズ 3 5 6      
248 ジョウビタキ 2 2 1      
256 アカハラ 1     1    
257 シロハラ 8 6 7 3    
259 ツグミ 20 20 15 1    
261 ウグイス 2 3 3 2    
267 オオヨシキリ         1  
272 エゾムシクイ       1    
273 センダイムシクイ       2    
277 キビタキ       12    
280 オオルリ       5    
283 コサメビタキ       2    
285 エナガ 15 5   5    
289 ヤマガラ     2      
290 シジュウカラ 10 10 10 3 2 3
293 メジロ 30 30 30 20 20 10
301 アオジ 7 12 10 5    
306 アトリ 20 30 50 30    
307 カワラヒワ 60 60 30 30 20 10
314 ベニマシコ       1    
318 シメ 1 3 4 5    
320 スズメ 80 100 180 100 100 80
321 コムクドリ       3    
324 ムクドリ 50 50 40 40 60 60
331 ハシボソガラス 20 20 30 30 20 20
332 ハシブトガラス 30 30 10 10 5 5
336 ドバト       250 250 220
  シュスウ合計ゴウケイ 41 44 43 41 26 23
6月20日
  ひと月前に植えられた稲はすくすくと育って、鳥たちの姿を隠すまでになってきた。畦道を歩くバンの赤い額板が見え隠れして美しい。梅雨とはいえ好天続きでツバメも元気だ。チョウゲンボウは幼鳥が1羽と、それを見守るように♀1羽が屋根の上に止まって動かなかった。此の周辺で繁殖した可能性もあるが、断定はできない。
5月16日
 空模様を気にしながらのスタートとなった。遠くの梢からカワラヒワの元気な声が聞こえてきた。田圃には水が引かれて耕耘機が動き回っている。その傍らをケリのヒナが2羽右往左往していた。その隣の蓮田では黒い綿毛のバンのヒナが遠くに見え隠れしていた。チョウゲンボウは緑地の建物を住処にしている様子だ。どうやら若いオスらしい。雨はなんとか持ちこたえてくれて、曇り空を低く飛び交うツバメの姿が印象に残った一日だった。
4月18日
  朝、自転車で集合場所へ向かう途中、アオジの囀りを聞いた。今日も暖かくなりそうだ。田圃ではケリが抱卵中らしく他の1羽が少し離れた所で見張っていた。蓮田のコガモは一層美しくなり、翼鏡が眩しいほどだ。上空を飛び交うツバメの姿も多くなってきた。公園のコロニーで孵化したアオサギはずいぶん大きくなり、ハシボソガラスにもヒナが生まれた様子だ。夏鳥たちの渡りは例年に比べて1週間程度早く、キビタキ・オオルリ・ムシクイたちでとても賑わっていた。しかし、この陽気にもかかわらず鳥たちの歌声はほとんど耳にすることがなかった。毎年4月の探鳥会に合わせるように咲き誇っていたチューリップも、今年は盛りを過ぎていた。
3月21日
  ぐっと暖かくなったこの一週間、今日も好天に恵まれた。蓮田ではコガモの鳴き声がしきりだ。公園入り口の並木ではハシボソガラスの営巣が始まった。池畔のアオサギのコロニーは益々賑わいを増してきた。中にはヒナらしい姿が見え隠れする巣もあった。上空をツバメが2羽旋回し今季初認となった。アトリのオスは真っ黒い頭に変身し、メジロの美声は少し途切れがちに聞こえてきた。今日も桜や桃が美しく咲いていたけれど、鶴見緑地が花で埋め尽くされるのはこれからだ。
2月21日
  北風が強いという予報に反して心地よい冬の陽射しの中、いつもの田圃へ向かう途中チョウゲンボウがゆったりと羽ばたいた。蓮田は水かさがいつもより多いようだ。立ち枯れの蓮にまぎれて、コガモやハシビロガモが美しい。公園の林では残り少なくなったアキニレの実をカワラヒワやアトリの群れが一心についばんでいた。シメは私達の視線などお構いなしに、落ち葉に隠れた餌を探すのに忙しい。アオサギは早くも卵を抱き始めたのだろうか、巣の中に座って動かなかった。今日はいつものジョウビタキには会えず、アオジは黄色が一層鮮やかになってきた。鳥達の春は着実に動いているようだ。
1月17日
 しばらく厳しい寒さが続いたけれど、今年最初の探鳥会は穏やかな好天に恵まれた。集合場所の地下鉄駅前はメジロの鳴き声で賑やかだった。蓮田へ向かう途中、ツグミやムクドリの小さな群れが幾度も飛び交った。ケリは畦道の傍らで日光浴を楽しんでいる様子だ。蓮田にはコガモが集まっていて、オスの美しい羽色が印象深かった。公園内のアキニレは実が豊作とはいえないけれど、カワラヒワの群れが一心についばんでおり、その中にアトリの姿も確認できた。シジュウカラの声は心なしか力強く聞こえてくる。大池のカワウは繁殖羽が一層鮮やかになってきた。午後にはチョウゲンボウが上空を舞い、新春にふさわしい鳥日和だった。