平日探鳥会の報告:平成30年度(2018年度)

京都御苑+植物園/アオバト・トラツグミ(3月6日):天候/曇り:鳥合わせ

曇り空のもと、探鳥会をスタート。九条池でアオサギのたくさんのコロニーを観察し、堺町御門近くでは、20羽ほどのアオバトに出会えました。

次にトラツグミ一羽だけでしたが、全員でゆっくり時間をかけて楽しめました。アトリ、キクイタダキ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、シメ、ビンズイ、そして、今冬珍しく御苑で越冬しているエゾビタキと、今回見たい鳥には全て出会えました。

昼食後は、鴨川まで歩き、カワアイサ、マガモ、ヒドリガモなどを観察し、雨が降るまでに終了できました。

参加リーダー:松岡三紀夫、桐山英江、八部保子(報告者),川相美和子

2019年2月20日(水)琵琶湖大浦湖岸/湖北の野鳥(2月20日):天候/晴:鳥合わせ

小雨が降っていましたが、湖岸に着いた頃には雨は止み、気温も2月にしては温かく観察しやすい気候でした。

湖ではカモメとウミネコが羽を休めていました。カンムリカイツブリやハジロカイツブリ、ウミアイサ、カワアイサも確認できましたが、頻繁に潜水していたので皆さん探すのに悪戦苦闘していました。

目玉のオオワシは残念ながらいませんでした。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、桐山英江(報告者)、八部保子、久下直哉

2019年1月17日(木)神戸森林植物園/ミヤマホオジロ・キクイタダキ:天候/晴:鳥合わせ

好天に恵まれ、45名の方に参加頂いたが、残念ながら今年もオオマシコには出会えなかった。

キクイタダキも出てくれ、ノスリも上空を舞ってくれたが、鳥の数、種類共に少なかった。

昨年の21号台風のため実が落ちてしまって、餌が少ないのが原因ではないでしょうか。

参加リーダー:藤原美恵子、八部保子、久下直哉、松岡三紀夫(報告)

12月19日(水)山の辺の道/ノスリ・ニュウナイスズメ:天候/晴:鳥合わせ

いつもの晩秋の探鳥会と異なり、12月の山の辺の道は冬鳥が多く見られました。

崇神天皇陵では、マガモなどのカモ類が、古道でツグミ、イカルが群れで飛んでいたり、カシラダカ、シメ、ジョウビタキ等が観察できた。

途中、ノスリが何回も出現し、間近で飛んでる姿や木にとまっている姿も確認でき、参加者全員が満足したようです。 期待していたニューナイスズメとオシドリが見られなかったが残念でした。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子(報告者)八部保子、久下直哉

11月21日(水)宇治川と大吉山/カワアイサ・ヨシガモ・クロジ・ルリビタキ:天候/晴:鳥合わせ

青空のもと、まず宇治川下流へ。お目当てのカワアイサがオススメ合わせて10羽ほどいました。

カワアイサより目立ったのが、100羽前後のダイサギ・コサギ・アオサギでした。

そして、大吉山ではクロジに出会え、宇治上神社では、ヤマガラ・シジュウカラ・エナガ・コゲラ・メジロのにぎやかな混群をしばらくの間楽しみました。

大吉山を下り宇治川上流では、カモ類をゆっくり観察し終了しました。

参加リーダー:松岡三紀夫.桐山英江.八部保子(報告)

10月24日(水)神戸・菊水山/ムギマキ:天候/晴:鳥合わせ

秋晴れで少し、肌寒い菊水山探鳥会となりました。ムギマキは今年も10/17頃から出現したと現地から情報を頂いていたので期待していました。

ポイントに着き一時間ほどたった時、ムギマキの雄の第1回冬羽の姿が見られました。見やすいところに止まり、秋の渡りを楽しむ一日となりました。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、桐山英江、八部保子、久下直哉(報告者)、川相美和子

9月19日(水)能登川・猪子山/タカ渡り:天候/晴れ:参加者/26名:観察種/23種:鳥合わせ

今日は晴れているものの全体的にタカの渡りは少なかった。

11時過ぎ、猪子山の東側で100羽以上のサシバとハチクマのタカ柱が見れたが、それ以外は遠くのほうに小さく見えるだけで目立ったタカ柱は見当たらなかった。

ツバメ類もいつもより少ないように感じた。タカが出ない時は、渡りをしているアサギマダラが見れたり、頻繁にエゾビタキがやってきたりして場を和ませた。

解散後、山の上に残っていた人も、麓にいた人も数人ハヤブサを目撃した。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、桐山英江(報告者)、八部保子、久下直哉、川相美和子

8月1日(水・夕刻)ツバメのねぐら観察会:天候/晴れ:参加者/39名:観察種/15種:鳥合わせ

毎年恒例の赤坂下池のツバメの塒探鳥会が無事に行われました。柴原駅から少し歩いたところの公園でまずは、松岡支部長よりガイドレシオを利用して観察について注意や今シーズンの塒の様子を久下より紹介させて頂きました。
今年の塒は昨年に比べて数は多いのではと感じています。19時前後からツバメが上空に集まりだし19時10分過ぎには1万羽を超える数が右往左往と池のヨシ原の周りを舞っていました。たった10分弱のツバメのショータイム、南へ無事に渡りますようにと願い、夏の風物詩がいつまでも見られるように思いながら池を後にしました。
暑い中、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

参加リーダー:松岡三紀夫 藤原美恵子 八部保子 小山朋子 久下直哉(報告者)

京都御苑/アオバズク(平成30年7月16日):天候/晴れ:参加者/27名:観察種/15種:鳥合わせ

宗像神社のアオバズクは双親とも巣の外で見張り中で、巣立ちももう間近のようです。雛が顔を出すかと巣穴を覗きましたが、見えませんでした。
母と子の森の人工巣の方は13日頃巣立ちしたようですが、現在はバードバスの裏辺りに隠れているとの情報で、探しにいきましたが親の1羽はすぐ見つかりましたが、雛は上手に隠れて見つけるのが大変でしたが、何とか4羽確認出来ました。
添付の写真は21日に撮ったものです。

参加リーダー:松岡三紀夫(報告)、藤原美恵子、八部保子

能勢・初谷/オオルリ・サンコウチョウ(平成30年6月20日):天候/雨:参加者/-名:観察種/-種:鳥合わせ

雨天のため中止

参加リーダー:-

甲子園浜 シギ・チドリのなかま(平成30年5月16日):天候/晴れ:参加者/31名:観察種/29種:鳥合わせ

駅から甲子園浜まで歩き、探鳥会はスタートしました。浜では、キョウジョシギやキアシシギは数多くいましたが、夏羽のトウネンやメダイチドリは各一羽だけでした。チュウシャクシギがカニを食べた所やコアジサシの水浴びやダイビング場面も楽しめました。最高気温28℃の暑い一日でした。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、桐山英江、八部保子(報告者)

奈良公園 アカハラ・ヒレンジャク(平成30年4月11日):天候/晴れ後雨:参加者/35名:観察種/38種:鳥合わせ

アトリの群れが各地でよく観察された。トラツグミにみんなが夢中になっている最中、参加者が木の中に隠れていたアオバトを見つけてくれたのでさらに大賑わい。

荒池横の林にキレンジャク1羽が現れた。同じ場所でイカルの鳴き声もよく聞こえ、地面での採餌姿も観察できた。解散後、寧楽美術館近くの林でヒレンジャクの群れが飛び交っていた。

野鳥の会が賑やかだったので通りすがりの日本人や外国人観光客に声をかけられたが、ヒレンジャクの姿をスコープで見せると「すごい!きれい!」と全員感動してくれて私も嬉しかった。

あとニュウナイスズメが出てくれたら文句なしの探鳥会だったが、キレンジャクもヒレンジャクも出てくれたので皆さん満足して帰られた。

参加リーダー:松岡三紀夫、藤原美恵子、桐山英江(報告者)、八部保子、川相美和子