平日探鳥会の報告：平成27年（2015）度上半期
能登川・猪子山/タカ渡り
写真はクリックすると拡大してみることができます（撮影桐山さん：）
- 山中でヒタキ類を観察後、頂上に到着すると、既に頭上間近や鈴鹿側（東）を渡るタカの第一波の後方隊を肉眼でも十分に観察できました。
- その後コースは一転し琵琶湖側（西）となり、湖上や湖岸に出来たあらゆる積雲から次々とサシバ中心のタカ柱や渡りが登場し、一羽の見え方は小さくても数の多さに大歓声が鳴り止みませんでした。
- 下山する13時頃には早々に千羽を越えたとの大幸運日に感謝しました。猪子山調査員の皆様、大勢でお世話になり、ご親切にしていただき、本当にありがとうございました。
- 参加リーダー：松岡三紀夫、藤原美恵子、小山朋子（報告者）、八部保子、桐山英江
豊中・赤坂下池ツバメのねぐら
写真はクリックすると拡大してみることができます（撮影：久下さん）
- 住宅地の中の小さなため池にヨシ原があります。数年前から、ツバメの塒となっています。
- 7時頃から、夕焼け空が黒くなる程のツバメが四方八方からやってきた。頭のすぐ上をブーンと、小さなヨシ原だけにツバメ密度が高く、非常に近い！ヨシ原に入りきれないツバメは電線でおやすみです。
- ここは、ツバメと人との距離の近さに感激する、大事な場所です。
- 暑い中、一般の方、子供さんとたくさんの方々に参加いただきました。ありがとうございました。
- 参加リーダー：松岡三紀夫・藤原美恵子・小山朋子・久下直哉・八部保子(報告者）
京都御苑／アオバズク
- 今年は３箇所に営巣していたようです。
- ①宗像神社・・・”母と子の森”より１０日遅れの抱卵で７月末の巣立ちの予定と聞いていたが、やはりまだ♂１羽で見張り中であった。
- ②母と子の森（バードバス西側，人工巣）・・・♀親がオオタカにやられて♂親１羽での子育てのため、１８日の当初の予定より数日遅れたが、無事巣立ちして♂親と巣立ち雛２羽の計３羽を確認した。
- ③近衛邸跡地・・・１９日に２羽巣立ちしたとのことで、昨日まで所在は確認されていたが、本日雨のため暗くて確認出来なかった。雨のため写真が撮れなかったのは残念でした。
- 参加リーダー：松岡三紀夫（報告者）、川嶋英江
能勢・初谷：オオルリ・サンコウチョウ
写真はクリックすると拡大して見れます。（撮影：川嶋さん）
- 妙見口駅の前ではウグイスが電線に止まり、囀って出迎えてくれた。
- 初谷へ行く途中の道でコシアカツバメのとっくり形の巣がたくさんあった。
- 初谷ではオオルリとキビタキ、ヤブサメの囀りがよく聞こえ、遠くではあったがオオルリの姿も確認できた。
- 探鳥会中は残念ながらサンコウチョウの声も姿も全く確認できなかったが、探鳥会終了後もう一度6合目あたりまで戻った人は声を聞き、目撃した人もいました。
- 参加リーダー：松岡三紀夫、藤原美恵子、川嶋英江（報告者）、八部保子
淀川 海老江干潟/春の渡りのシギ・チドリ
写真はクリックすると拡大して見れます。（撮影：西野さん）
- 天候も良く期待したが、シギ・チドリの姿はとても少なかった。
- それでもキアシシギ・イソシギ・チュウシャクシギ・コアジサシは近くで観察できた。
- イソヒヨドリは近くを飛び回っていた。ヨシ原では、セッカ・オオヨシキリ・ヒバリがさえずっていた。
- 最後はチョウゲンボウが頭上に現れ、ホバリングをくり返したので、皆で観察した。
- 参加リーダー：松岡三紀夫、川相美和子(報告)、八部保子、久下直哉
奈良公園/アカハラ・ヒレンジャク
写真はクリックすると拡大して見れます。（撮影：小山さん・川嶋さん）
- 朝から細かい雨が降り寒い日となったが参加者も多く傘をさしながらの探鳥会となった。
- 公園に入るとビンズイ、ツグミが出迎えてくれた。雨はあがる気配はなく早目の昼食を浮見堂で交代でとり、その間池の中のコチドリや繁殖期のコサギを観察した。その後イソヒヨドリ、カワセミが見られた。
- 解散後、雨も上がり探鳥会では見られなかったヒレンジャクが出現しほとんどの人が満足して帰られた。
- 参加リーダー：松岡三紀夫、藤原美恵子（報告者）、小山朋子、川相美和子、川嶋英江、八部保子、久下直哉